2013/09/12 of JP's 旬魚釣行web

2013年9月12日

JP 庄内アオリイカ 胴20up混じりでイイ感じの新刀シェイクダウンができた!


「潮色回復。凪

ギングロッドに何を求めるか。
1998年にエギングと出会いシーバスロッドでイカ釣りをしていたのは2005年まで。というか、それまでのエギングというものは活き鯵泳がせ釣りの"ついで"の存在だった...。専用ロッドと出会ってからは昔と違ってこんなに釣れるの!? と。その釣果UP率は衝撃的で、いつの間にか泳がせ釣りはほとんどしなくなってしまったなぁ(またやります。あれ、面白いもん)。

そこからのエギングロッド遍歴。

メジャクラのトリプルクロス832E(このロッドはすごく自分に合っていた。なんで手放してしまったんだろう 後悔)やライカル892E、オリムのカラマレッティ832MH(謎折れ・クレームも効かず不信感)、シマノのセフィアCi4 803Mと806MH(どちらも操作しやすくて好みのベンドだったけど強くシャクるとグリップがたわむ感じが我慢ならなかった&ちょっと造作が安っぽかった)、ダイコーのエグゼキューター82Ti(ベンドは好きだけどパワーがキモチ弱くてナブラに対応できない)やトラッドアーツ832ML(コレは結構気に入って現在もサブロッドとして使用中)、ヤマガのバリアスEG84M(いい感じなんだけど謎折れして初期不良交換とはいえ心の底から信頼してシャクれないしフォアグリップ形状がMYエギングスタイルと合わずしづらい)...

・感度至上主義のようなパツパツキンキン系でないこと。
・安心してビシバシとシャクれるのはもちろん、時にはしっとりな感じでもシャクれること。
・応用がきくこと(時にエギをメタルジグに変えたり)。

軽さや感度重視のロッドよりも、ある程度の感度はもちつつも、これ1本持ってフィールドに出れば色々出来て、かつ長く安心して使えるようなロッドを探し続けていて、「これ、やっぱ良さそうだな」と前々から思っていたロッドを購入した。

そんな新刀のシェイクダウンの舞台はホームグラウンド的な某磯で。ここは磯の払い出しがあり、回遊系固体はかならず立ち寄る場所で実績多数の場所。

新刀からラインを通して伝わってくる情報を理解していく。・・・ジャークで水を切ったり、潮に乗せたりしたときの潮触り感が抜群に良い。この場所は根の位置もばっちり知っているから、あえてエギを根の上に着底させたり、払い出す潮に乗せてみたりしたけどすべて手に取るようにわかる。その想像以上な感度と、シャクったときの自分好みな反発フィーリングに頬を緩めながらエギを操作する。

いい感じでシャクれてる。
3投目と5投目。さっそく沖の中層でズッっとエギをとめられた(^^)v
DSC_0867-horz.jpg
この時期では良型の16~17cmの回遊系。

けれど後が続かない・・・あ、そっか、アレね。

"確実にいる。一つ、大きな理由があって、エギを追いきれてないだけ。"

"サイズは選べない釣りになるとは思うけど。"




移動。

気がつけば場所も去年とまったく一緒。"去年のまったく同時期の釣行記"・・・
まったく同じ時期に、まったく同じ行動をしている自分自身に独り苦笑する。


深呼吸してキャスト。
ハエ根がキツい場所なので、エギの着底をまたずにシャクりはじめる。
中層を躍らせて、テンションを無にした急フォールで・・・。

ズッ!

1投目からアタリが続き至福の時間が過ぎていく。
JP's山形エギング2013
この時期の良型(15~17cm)は払い出しの先でしかアタックしてこない。手前までシャクれば居付きの10cmくらいの小型も混じる感じ。



5キャスト5ヒットの絶好調のときもあれば、30分以上の沈黙時間があったり...
jp's 庄内エギング 2013
当たり年でも、ハズレ年でもない"こんなもんだろ"的な印象。




そして朝マズメ。

ダシ風が少し吹いてきて、この一帯でいちばんのディープへつながるスポットまで狙えるようになってきた。これはチャンス。

フルキャスト。
おなじみJPチューン(笑)のエギを中層で躍らせステイさせフォール...
・・・からのシャクリで、、、

ズシッ!

と。

ロッドにきいて根掛りでないことを確信し巻きアワセをいれるとチチチチチ・・・とドラグが出た。

強いシャクリでもドラグが出ない設定にしてるんだけれど(笑) 一瞬。ヒラメでも掛かった??と思ったくらい。

この水満載のコンビニ袋みたいなイキモノが必至になって抵抗するヒキ感。親イカのときもそうだけど脳内麻薬がジュワーっとあふれ出す。
9月初旬の山形のアオリイカ新仔とは思えないサイズ
クーラーIN自宅計測で胴22cm。9月初旬の山形のアオリイカ新仔とは思えないサイズ。メールでもいろいろ情報を貰いましたが、今年の庄内秋イカは初期からこのくらいの型が例年より混じるようだね。

気象庁のサイトを見たら、対馬暖流の7月上旬の勢力が"平年より強い"でした。南の方で早く生まれて海流に乗ってきた固体かな~!?なんてね。

これで満足。
DSC_0901.jpg
シャクりすぎて指の皮も剥けちゃったぜ。

小一時間仮眠して、産直でダダチャ豆とか朝採りの野菜を買って高速バック。



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ちょうど小学校から帰ってきた息子と玄関で一緒になった。

息子も喜ぶ

「これで何作ってくれるの? 」


休日だったのでいろいろ創作。

JP's cooking

庄内産直のカラフルなピーマン、セロリ、イタリア野菜をオリーブオイル、白ワインでガーリック風味に。そして肉厚のアオリイカをバター醤油でソテー。それを和えて完成。



■CONDITION
2013年9月12日 AM
天候:曇
海況:波0.5m
気温:22℃
月齢:
潮汐:小潮
場所:磯場

■TACKLE DATA
ま、無事シェイクダウンも成功。
不満がまったくないといえば嘘になるが、かなり気に入った(^^)v
今はPE06+1.75~2号でOKだけど、イナダなど回遊魚のナブラ沸くようになったらステラ・夢屋スプール(PE08+2.5号)にセッティングを変える予定。
jp's EGING TACKLE
ROD:DAIKO ARQS-86EM
REEL:SHIMANO ヴァンキッシュ C3000SDH
LINE:PE0.6号+フロロリーダー2号
LURE: エギザイル,フラッシュマックス他

■RESULT
アオリイカ 胴10~22cm




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