2012/06/19 R1 of JP's 旬魚釣行web

ルアーレップ社から荷物が届いた。

「MARSの新しいサンプルが出来上がったのでぜひ使ってみてください」と。
2nd.プロトタイプは2.8gでシンキング。フックはARKTH。良さそうだ。



現着は真夜中。
過去の経験から魚が溜まりやすいポイントに入るが、10日以上もずっと凪ぎが続いたせいか磯は汚れている。コマセはちゃんと流してゴミは持ち帰えりましょう。

MARSをキャストして、リトリーブスピードとレンジを変えながらルアーの持ち味を確かめていく。スリムボディーなのでリトリーブでは軽快なウォブリングを感じる。水平アイなのでトゥイッチがすごくキレる。その振り幅も自在にコントロールが可能。ストップで水平にフォール・・・ガツン!

この磯のボトムは岩礁帯。
真っ暗闇で見えないので根がかりが怖いがテストなのでいろいろと・・・レンジを更に落としてみると、アジとはまた違うバイト。

カウント7のレンジでアタリが頻発。なので、同じところにキャストして、そのカウント7(多分4mくらい)でリトリーブを開始し、トゥイッチを入れて誘って、群れから1匹ずつ離して喰わせ、喰ったら群れを散らさないようにすかさず寄せる。そのパターンで連発・・・ミドルレンジで横方向にイメージどおりに自在に使える・・・これぞまさにシンキングプラグの独壇場。



その道数十年のビルダーが丁寧に作ったこだわりのハンドメイドプラグ。
そのクオリティの高さ。色形艶・・・にんまりとしてしまうほど。
独りで深夜のぬるい海風に吹かれ、遠く水平線のいさり火を眺めながら悦に浸る。
凪ぎの夜を粋なルアーで愉しむしあわせ。

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