2012年10月11日
山形・庄内秋 '12 アオリイカ 第6戦 X-STYLE始動
強風注意報が出ているが、東よりの風だから大丈夫だろう、と踏んでの釣行。
秋イカ後半戦にさしかかっていて、凪ぎも安定しないし、仕事は忙しい・・・あと何回出撃できるだろう・・・行けるときにはという感じ。
現着時で北東風速7mの強風が吹き荒れている。そして時折10m以上の爆風。
その威力でエギが3~4つほど入ったプラケースが飛ばされて行方不明。
ここ数日に読者さんからの釣行レポメールが脳裏を駆け巡る。
風が強い日が多いせいか、ベテランさんでもパッとしないメール(釣果)が目立つ。
朝晩の1~2時間の短時間釣行ではボウズもけっこうあるらしい。
今夜の条件は・・・風が強いだけではなく、潮はスカスカ、月明かりもない。簡単に言えば『かなり悪い』かも知れない。逆に言えば、『こんな渋い条件で成果を上げる事ができるのかどうか』を確かめる絶好の機会か!? よし、やってみよう!! ・・・ずっと前から、漠然と考えていた旬魚釣行の実験的戦略 "X-STYLE"のひとつをついに始動することに。
試行錯誤すること数十分以上。
アベレージサイズが中心ながらポツポツと反応がかえってくるように。
途中、風が強すぎてやむを得ずな休憩も多々あったけど、ロッドを振っていた時間的に"ツ抜け"するまではそんなに掛かってないからまあまあなペースなのでは!?
そして午前4時前ごろから毎回のようにヒット。
パターンはすべてL&S-S,E,btw-SLTのみ。(後日読み直した時に自分だけわかる暗号)
強風でアタリがとれないことも多々(エギに傷)なので、凪ならもっと釣れるかも知れない!?
実験的戦略X-STYLEは、始まったばかりなのでまだわからないけど『効果はあるのかも!?』な感じはする。・・・何回も試してみないと。単調な釣りスタイルになりがちな秋アオリイカのエギングに、新たな楽しみが出来たことが嬉しい。
そんなこんなでいろいろやっていたら、さっきまで遠くの水平線で音のないピカピカ雷光から、時折ゴロッと音が聞こえるようになって、上空もやや黒い雲に覆われ始め、ポツポツと雨が降ってきた。スマートフォンでで落雷位置を確認してみる。
まったく・・・これからいい時間なのに・・・。
安全第一。そろそろ撤収しなきゃ・・・なんて考えながらもついついキャストしてしまう。
根を1mくらいきったレンジでステイさせていたエギに、モワンとした違和感を感じた。
アワセ的にシャクったら一瞬乗ったけど即バレた。
「ん? モワン・・って、イカっぽくない」
直感でとあるルアーを結ぶ。
庄内町の重鎮・長南さん(釣りオヤジ名人)特製の蛸卍 Light (タコマンジライト)だ。
バレた位置は根の上。さっきのエギのように根上の1mあたりを水平移動させてみる。
ほぼ同じ位置でモワンッ!と来た。
ノーチューンで使用したけれど、中層まで追っかけてきて乗る、とはやはり評判どおり釣れるルアーであることは間違いないだろう。いろいろ取り付けられるアームがあるのでカスタマイズも無限なのもそそられる。通販も可能ということなので気になった方は是非。
OYG-Factory 蛸卍通販サイト
水平線に稲妻が連発しはじめ、本格的に雨も降ってきた。
今から朝マズメだけれど、まず雷じゃ続行不可能。予報を見ても不安定そうだし、いさぎよく終了することに。
・・・というわけで、2時間もかけてやってきて2~3時間釣りしてまた2時間かけて帰ると言う、いつもの弾丸釣行だったが、X-STYLEという新たな試みの最初のカードが割と上手くいきそうな感触で、今後の展開がとても楽しみになってきた釣行だった。
■CONDITION
2012年10月11日 1:00am~4:00am
天候:曇りのち雷雨
海況:波高1.0m
気温:15℃
月齢:25
潮汐:長潮
場所:鶴岡市
■TACKLE DATA
ROD:ダイコー トラッドアーツエギング TGES-832ML
REEL:シマノ コンプレックスCi4 2500HGS-F6
LINE:CASTAWAY PE0.6号+リーダーフロロ2.5号
LURE:餌木3.0~3.5号,蛸卍
■RESULT
アオリイカ 胴長15~18cm 14杯
真蛸 ×2
■After Fishing
■MENU:アオリイカの炒飯 柚子胡椒風味
ゲソとミミを、鷹の爪を入れたオリーブオイル、調理酒で炒め、ペペロンチーノソースに柚子胡椒を適量ミックスし味付け。
パラパラと仕上げれば、アオリのミミの食感も良く、簡単ながらこれは我ながらかなり◎。この日の午後は表向きは休みだけど仕事があったのでノンアルコールビールとともに。
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